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Claude Code「does not support this model」の意味と対処法|claude update で直らない原因

Claude Code の「does not support this model; version ... or newer is required」は、Claude Code がそのモデルに必要な最低バージョンより古いという意味です。入手経路別の更新方法と、claude update しても直らない4つの原因を実機検証つきで解説します。

Claude Code「does not support this model」の意味と対処法|claude update で直らない原因
API Error: 400 Claude Code 2.1.145 does not support this model; version 2.1.280 or newer is required. Run 'claude update', or update the Claude desktop app, then try again.

このメッセージは、選んだモデルを使うには、いま動いている Claude Code が古すぎるという意味です。最初の数字(例:2.1.145)がリクエストを送った Claude Code のバージョン、2つ目の数字(例:2.1.280)がそのモデルに必要な最低バージョンです。claude update などでそのバージョン以上に更新し、新しいセッションを始めれば直ります。 更新したのに同じメッセージが出る場合は、開いたままのセッション、別の場所にある古い Claude Code、stable チャンネル、デスクトップアプリ・VS Code 拡張・SDK 側の Claude Code のどれかが原因として考えられます(後述)。

この記事を読むとわかること

  • このエラーが何を意味しているか(モデルごとの最低バージョン)
  • 組織ポリシーによる最低バージョンの文面との違い
  • 入手経路(ターミナル・デスクトップアプリ・VS Code 拡張・SDK)ごとの更新方法
  • claude update しても直らない4つの原因と確認のしかた
  • すぐに更新できないときの回避策

内容は2026年9月30日時点の公式ドキュメント(Error reference の「Claude Code does not support this model」)と、手元での検証にもとづいています。実機で確認した内容とドキュメント記載の内容は書き分けています。

意味:Claude Code がモデルの最低バージョンを下回っている

「does not support this model」とは、API が、リクエストを送ってきた Claude Code のバージョンが必要な最低バージョンより低いと判断し、400 エラーで拒否した状態です。エラーコードは claude_code_version_too_old です(Error reference)。

公式ドキュメントによると、最低バージョンは選んだモデルごとにサーバー側で確認されるものと、組織のポリシーで求められるものの2種類があり、下回っているとリクエストの段階で断られます。400 の理由はバージョンであり、モデル名の誤りや権限不足を示すエラー(下の「似ているが別のエラー」)とは別のものです。

API がチェックするのは、そのリクエストを実際に送った Claude Code 本体のバージョンです。ターミナルで claude --version を実行して新しい番号が出ても、デスクトップアプリや VS Code 拡張が中に持っている Claude Code が古ければ、そちらでは同じエラーになります。

2種類の文面

このエラーには、最低バージョンを決めているのが「モデル」か「組織」かで2つの文面があります(Error reference)。

文面最低バージョンを決めているもの当面の回避
Claude Code X does not support this model; version Y or newer is required.選んだモデル(サーバーがモデルごとに確認)別のモデルに切り替えれば、同じセッションで作業を続けられる
Claude Code X is older than the minimum version required by your organization's policy.所属組織のポリシー公式の案内は、先に更新してから続けること

どちらも、後ろに Run 'claude update', or update the Claude desktop app と続きます。

直し方:リクエストを送った Claude Code を更新する

公式ドキュメントの対処は「そのリクエストを送った本体を更新し、新しいセッションを始める」です。どれを更新するかは、Claude Code をどこから使っているかで決まります。

Claude Code をどこから使っているか更新のしかた
ターミナルに自分でインストールした Claude Codeclaude update
Claude デスクトップアプリアプリを更新する
VS Code 拡張(拡張に同梱の Claude Code)拡張機能を更新する
Agent SDK のパッケージに同梱の Claude CodeSDK パッケージを更新してアプリを再起動する(単一の実行ファイルにまとめている場合は作り直す)

ターミナル版は、インストール方法によって更新コマンドが異なります(Advanced setup の「Update Claude Code」)。

インストール方法更新コマンド
公式インストーラー(ネイティブ版)claude update(通常はバックグラウンドで自動更新)
Homebrewbrew upgrade claude-code または brew upgrade claude-code@latest(入れた cask に合わせる)
WinGetwinget upgrade Anthropic.ClaudeCode
npmnpm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest(npm update -g は最新まで上がらないことがあるため非推奨)

更新が終わったら、claude --version で番号がエラーに書かれた最低バージョン以上になっていることを確かめ、Claude Code を起動し直して新しいセッションで試してください。

claude update したのに直らないとき

更新したつもりでも同じメッセージが出る場合、次の4つを順に確認します。エラー文の最初の数字(リクエストを送ったバージョン)が、claude --version の結果と一致しているかを見ると、どれに当たるか見当がつきます。一致しなければ、エラーを出したのは今のシェル以外で動いている Claude Code です。開いたままの古いセッション、別のターミナルや IDE から起動した別の場所の claude、アプリ・拡張・SDK 側の Claude Code が考えられます(下の1・2・4)。一致していて、claude update しても2つ目の数字に届かなければ、PATH 上で古い claude が優先されているか、stable チャンネルで更新が届いていません(下の2・3)。

does not support this model のエラー文にある2つの数字の読み方の図。1つ目の数字はリクエストを送った Claude Code の版、2つ目はそのモデルに必要な最低の版。1つ目を claude --version の結果と比べ、一致しなければ今のシェル以外で動いている Claude Code(開いたままのセッション、別のターミナルの claude、アプリ・拡張・SDK。原因1・2・4)。一致して claude update しても2つ目に届かなければ、別の場所の claude か stable チャンネル(原因2・3)

1. 更新前から開いているセッションで試している

自動更新は、ダウンロードした新しいバージョンが次に起動したときから使われる仕組みです(Advanced setup の「Auto-updates」)。公式の対処も「更新してから新しいセッションを始める」なので、開きっぱなしのセッションはいったん終了して起動し直してください。

2. 別の場所にある古い Claude Code が動いている

Homebrew と公式インストーラーの両方で入れているなど、Claude Code が2つ以上インストールされていると、claude update で更新したものとは別の古いほうが起動していることがあります。

# PATH 上にある claude をすべて表示する(Windows の場合は where.exe claude)
which -a claude

# インストールの状態・自動更新の状態・直近の更新結果を確認する
claude doctor

claude doctor では、直近の更新の結果や自動更新の状態(Auto-updates の行)を確認できます(Advanced setup の「Auto-updates」「Disable auto-updates」)。重複したインストールの検出は、対話モードの /doctor で行えます(Commands の /doctor)。不要なほうをアンインストールしてください。

GitHub には、claude --version が必要なバージョン以上を示していても同じエラーが出たが、hash -r と exec $SHELL -l でシェルを起動し直したら解消した、という利用者の報告もあります(anthropics/claude-code #91345 のコメント。公式の手順ではありません。原因は報告の中でも特定されていません)。

3. 更新が遅れて届く「stable」チャンネルを使っている

Claude Code には、新しい版をすぐ受け取る latest と、約1週間前の版を使う stable の2つの更新チャンネルがあります(Advanced setup の「Configure release channel」)。stable を選んでいると、claude update しても最新版にはならず、公開直後の新しいモデルの最低バージョンに届かないことがあります。Homebrew では cask 名で決まり、claude-code が stable、claude-code@latest が latest を追います。

2026年9月30日時点で、それぞれの版は次のとおりでした(https://downloads.claude.ai/claude-code-releases/latest・/stable の値)。

チャンネル版
latest2.1.285
stable2.1.280

実際に、stable チャンネル(当時 2.1.236)で Fable 5.1 を選ぶと version 2.1.251 or newer is required で必ず失敗する、という報告があります(#91345、2026年9月時点でオープン)。2026年9月30日時点では、今回の実機で Claude Opus 5.5 に求められた版(2.1.280)に stable の版がちょうど届いています。これより新しい版を求めるモデルが出れば、stable ではしばらく届かないことになります。なお Claude Sonnet 5.5 は CHANGELOG 上 v2.1.284 で追加されたモデルですが、下の「実機での再現結果」では v2.1.145 でもモデル ID を指定すれば -p の短い応答は返りました。新しいモデルをすぐ使いたい場合は、/config の「Auto-update channel」を latest に変えるか、Homebrew なら claude-code@latest を入れ直してください。

組織が管理設定で stable を強制している場合は、個人の設定では変えられません。管理者に相談するか、下の「すぐ更新できないとき」の方法で別のモデルを使います。

4. アプリや拡張、SDK 側の Claude Code が古い

公式ドキュメントの更新方法の表では、VS Code 拡張が同梱する Claude Code は拡張の更新、Agent SDK が同梱する Claude Code は SDK パッケージの更新、デスクトップアプリはアプリの更新と、それぞれ別の方法が示されています(Error reference)。エラーがどこで出たかに合わせて、拡張機能・アプリ・SDK パッケージを更新してください。

Claude Code を内部で呼び出す他社製のツール(ACP ブリッジなど)でも同じエラーが報告されています(例:agentclientprotocol/claude-agent-acp #1178。同梱の SDK が古く、claude update では直らなかった事例)。この場合は、そのツールが使っている SDK・パッケージの更新が必要です。

すぐ更新できないとき:別のモデルに切り替える

モデルごとの最低バージョンの文面(does not support this model)であれば、別のモデルに切り替えることで、同じセッションのまま作業を続けられます(Error reference)。

/model

Agent SDK では、TypeScript SDK の Query の setModel()(ストリーミング入力モード)や、Python SDK の ClaudeSDKClient の set_model() で切り替えられます。

次の起動時にまた同じモデルが選ばれないよう、設定ファイルの model、環境変数 ANTHROPIC_MODEL、起動オプション --model、サブエージェントやスキルの model 指定に、そのモデルが書かれていないかも確認してください。

組織ポリシーの文面(older than the minimum version required by your organization's policy)の場合、公式の案内は「更新してから続ける」です。先に更新してください。

組織ポリシーの最低バージョンについて(管理者向け)

組織ポリシーの文面は、所属組織が Claude Code の最低バージョンを求めているときに、API が 400 エラーで返すものです。組織側でこの最低バージョンをどこで設定するかは、Error reference には記載がありません。

これとは別に、管理者が端末側で Claude Code のバージョンを管理する設定として、公式ドキュメントには次のものがあります(Settings reference)。こちらは API のエラーではなく、起動や更新の段階で働きます。

設定働き
requiredMinimumVersion(管理設定のみ)これより古い Claude Code は起動時に終了し、組織が認めた方法で更新するよう案内する(v2.1.163 以降)
minimumVersion自動更新や claude update がこれより古い版を入れないようにする下限
autoUpdatesChannellatest / stable の選択。管理設定で組織全体に揃えられる

組織で stable を揃えつつ新しいモデルも使わせたい場合は、モデルの最低バージョンと stable の版を見比べ、足りない間は該当モデルを使わない運用にするなど、両方の設定の整合を取っておくと、このエラーでの問い合わせを減らせます。

実機での再現結果

v2.1.145 で6つのモデルを試したところ、400 で拒否されたのは Claude Opus 5.5 だけで、料金とトークンの記録はどちらも 0 でした。2026年9月30日に、macOS に入っていた Claude Code v2.1.145(ネイティブ版、自動更新は無効化して実行)で、モデルを変えながら claude -p を1回ずつ実行しました。

claude -p --model claude-opus-5-5 "Reply with OK"
  • Claude Opus 5.5 を指定したときだけ、API Error: 400 Claude Code 2.1.145 does not support this model; version 2.1.280 or newer is required. Run 'claude update', or update the Claude desktop app, then try again. で終了した(終了コード1)
  • --output-format json では "is_error": true、"api_error_status": 400、"total_cost_usd": 0 で、入力・出力トークンの記録も 0 だった
  • 同じ v2.1.145 で、Claude Opus 5・Claude Opus 4.8・Claude Sonnet 5・Claude Sonnet 5.5・Claude Fable 5 を指定したときは、いずれも -p の短い応答では拒否されず、普通に応答が返った

このエラーで求められる版は、サーバーがモデルごとに確認するもので、エラー文の2つ目の数字として示されます(Error reference)。公式ドキュメントに、このエラー用の版の一覧はありません。

公式ドキュメントにあるモデル別の版の一覧

別の項目として、Error reference の「thinking.type.enabled is not supported for this model」には、モデルごとに必要な Claude Code の版の一覧があります。古い Claude Code が、新しいモデルの受け付けない thinking の設定を送ったときに出るエラーへの対処として載っているものです。

モデル必要なバージョン(thinking.type.enabled の項目)
Claude Opus 4.7v2.1.111 以降
Claude Opus 4.8v2.1.154 以降
Claude Sonnet 5v2.1.197 以降
Claude Opus 5v2.1.219 以降
Claude Opus 5.5v2.1.280 以降
Claude Sonnet 5.5v2.1.284 以降

今回、一覧の版を下回る v2.1.145 でも Claude Opus 4.8・Sonnet 5・Opus 5・Sonnet 5.5 は -p の短い応答では拒否されませんでした。一方、Claude Opus 5.5 だけは、一覧と同じ 2.1.280 をエラー文で求められました。この一覧と、does not support this model で求められる版が常に同じかどうかは、公式ドキュメントには書かれていません。どちらのエラーも、一覧の版とエラー文の2つ目の数字の両方を満たすよう更新すれば避けられます。古い版で一部のモデルが応答したことは、古い版のまま使い続けてよい根拠にはしないでください。

似ているが別のエラー

モデル選択に関係するエラーのうち、同じく Claude Code の版が原因なのは thinking.type.enabled のエラーです。ほかはモデル名や権限が原因なので、直し方が異なります。

メッセージ何が起きているか対処
API Error: 400 ... "thinking.type.enabled" is not supported for this model. Use "thinking.type.adaptive" ...同じく Claude Code が古く、新しいモデルが受け付けない形式の設定を送っているclaude update して再起動。SDK ならパッケージを更新
Model "..." is restricted by your organization's settings. Using ... instead.組織の管理者が管理コンソールでそのモデルを無効にしているか、管理設定の availableModels・deniedModels で除外している/model で許可されたモデルを選ぶ。必要なら管理者に依頼
There's an issue with the selected model (...)設定したモデル名が認識されない、またはアカウントにそのモデルへのアクセス権がない/model で使えるモデルを選び直す
Model '...' not found指定した名前のモデルが存在すると確認できない/model で一覧から選ぶ。フル ID なら接続先のモデル一覧と照合

出典:Error reference の「thinking.type.enabled is not supported for this model」「Model is restricted by your organization's settings」「There's an issue with the selected model」「Model not found」。そのほかのエラーはClaude Code トラブルシューティング完全ガイドから逆引きできます。インストール方法の違いはClaude Code のインストールと初期設定、モデルの選び方はClaude Code のモデル比較で解説しています。

よくある質問

まとめ

  • 「does not support this model」は、Claude Code がそのモデルの最低バージョンより古いという意味。2つ目の数字以上に更新して、新しいセッションで試す
  • 組織ポリシーの文面は、公式の案内どおり先に更新してから続ける
  • 更新しても直らないなら、開きっぱなしのセッション・別の場所の古い claude・stable チャンネル・デスクトップアプリ・VS Code 拡張・SDK 側の版を疑う
  • 更新できない間は /model で別のモデルに切り替えれば作業を続けられる

参考:

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