Claude Code「This organization has been disabled」の原因と対処|古いAPIキーかアカウント停止かの見分け方
Claude Code の「This organization has been disabled」は、使っている認証情報が属する組織を Anthropic が無効と判定したという表示です。公式が挙げる原因は環境変数に残った古い ANTHROPIC_API_KEY で、キーを外せば直ります。表示の形と /status で、古いキーかアカウント・組織の停止かを見分ける方法と、それぞれの直し方・異議申し立てを一次情報で解説します。

Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organization · Unset the environment variable to use your subscription instead
Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organization · Update or unset the environment variable
API Error: 400 ... This organization has been disabled.
どれも、Claude Code が送った認証情報(API キーやログイン)が属する組織を、Anthropic の API が「無効になっている」として拒否したという表示です。公式のエラーリファレンスが挙げている原因は、無効になった Console 組織の古い ANTHROPIC_API_KEY が環境変数に残っていて、Pro・Max のログインより優先されていることです。この場合はキーを外せば、その場で直ります。
一方で、キーを外しても同じ表示が続き、/status に claude.ai のログインしか出ていないなら、アカウントや所属組織そのものが停止されている可能性があります。こちらは手元の設定では直らず、claude.ai での異議申し立てやサポートへの連絡が必要です。どちらに当たるかは、表示の書き出しと /status で見分けられます。
本記事の情報について:2026年10月2日時点の Claude Code 公式ドキュメント(Error reference、Authentication)、Claude ヘルプセンター(Safeguards warnings and appeals、How to get support)、API のエラー、anthropics/claude-code の issue と、編集部が Claude Code v2.1.287 の実行ファイルで確かめた表示の出し分けにもとづいています。アカウントや組織が停止される具体的な理由は公表されていないため、推測していません。公式の説明と利用者の報告(issue)は書き分けています。
この記事を読むとわかること
- 3つの表示の違いと、古い API キーかアカウント・組織の停止かの見分け方
- 環境変数に残ったキーの探し方と外し方(macOS・Linux・Windows・CI)
- キーを残したまま Claude Code だけサブスクリプションで使う方法
- 停止されていた場合の異議申し立て・サポートへの連絡と、待つ間の作業の続け方
- 似ているが原因の違う「organization」「disabled」のメッセージ
表示の形で原因を見分ける
最初に見るのは、表示の書き出しです。編集部が Claude Code v2.1.287 の実行ファイルを調べたところ、API から「organization has been disabled」を含む 400 エラーが返ったとき、使っていた認証情報が環境変数の ANTHROPIC_API_KEY だった場合に限って、Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organization という言い換えた表示を出していました。それ以外の認証情報で同じ拒否を受けた場合は、API の文面のまま API Error: 400 ... This organization has been disabled. と表示されます。
図のとおり、API Error: 400 の形で出たときは、/status で「いま使われている認証情報」を確かめてから判断します。/status は、ログインと API キーの両方が設定されているとき、使われていないほうに印を付けて表示します(出典:Authentication)。
| 表示 | /status で使われている認証 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|---|
Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organization · Unset … | 環境変数の API キー(保存済みのログインもある) | 無効になった組織の古いキーが、ログインより優先されている | キーを外して起動し直す。ログインに戻る |
Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organization · Update or unset … | 環境変数の API キー(ほかに認証情報がない) | 同上。代わりに使えるログインがない | キーを外して /login、または有効な組織のキーに替える |
API Error: 400 ... This organization has been disabled. | apiKeyHelper など環境変数以外から渡した API キー(古いバージョンでは環境変数のキーも) | そのキーを発行した Console 組織が無効 | キーの出どころを外すか、有効な組織のキーに替える |
| 同上 | claude.ai のログインだけ | ログインしているアカウント、または所属組織が停止されている | claude.ai で状態を確かめ、異議申し立て・管理者・サポートへ |
· の後ろが Unset … か Update or unset … かは、保存済みのログインがあるかどうかで変わります。前者はキーを外せば /login のログインが代わりに使われる状態、後者はキーが唯一の認証情報の状態です(出典:Error reference)。
なお、古いバージョンの Claude Code では、環境変数のキーが原因でも API Error: 400 {"type":"error","error":{"type":"invalid_request_error","message":"This organization has been disabled."}} の形で出ていました(v1.0.128 での報告:#8327)。古いバージョンを使っている場合は、400 の形でも先に次の節の手順でキーを確かめてください。
古い API キーが原因のとき
Claude Code は、複数の認証情報があると決まった順番で1つを選びます。環境変数の ANTHROPIC_API_KEY は、/login でサインインした Pro・Max・Team・Enterprise のログインより上です(出典:Authentication precedence)。
| 優先順位 | 認証情報 |
|---|---|
| 1 | Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry のクラウド認証(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK などを設定したとき) |
| 2 | ANTHROPIC_AUTH_TOKEN 環境変数 |
| 3 | ANTHROPIC_API_KEY 環境変数 |
| 4 | apiKeyHelper 設定のスクリプトが返すキー |
| 5 | CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN 環境変数(claude setup-token で作る長期トークン) |
| 6 | Anthropic のプロファイル・フェデレーションの認証情報(条件つき) |
| 7 | /login のサブスクリプションのログイン |
そのため、前の職場や以前のプロジェクトで設定したキーがシェルの設定ファイルや .env に残っていると、有効な Pro・Max のログインがあってもそちらが使われます。公式ドキュメントも「キーが無効または期限切れの組織のものだと、認証に失敗する」と注意しています。対話モードでは、最初に ANTHROPIC_API_KEY を使うかどうかを一度だけ聞かれ、その選択が記憶されます。非対話モード(claude -p)では、キーがあれば確認なしで常に使われます。
キーを外して起動し直す
公式の手順は、現在のシェルからキーを外し、シェルの設定ファイルからも削除して、claude を起動し直すことです(出典:Error reference)。
macOS・Linux(zsh・bash)では次のとおりです。
# いま開いているターミナルから外す
unset ANTHROPIC_API_KEY
# どこで設定しているかを探す
grep -n "ANTHROPIC_API_KEY" ~/.zshrc ~/.zprofile ~/.bashrc ~/.bash_profile ~/.profile 2>/dev/null
見つかった export ANTHROPIC_API_KEY=... の行を削除するか、行頭に # を付けて無効にします。そのあとターミナルを開き直し、echo $ANTHROPIC_API_KEY が何も表示しないことを確かめてから claude を起動します。
設定ファイルに無いのに外れない場合は、次の場所も確かめます。
- 作業しているフォルダーの
.env(公式ドキュメントが、.envから読み込まれたキーも使われると明記しています) - direnv など、フォルダーに入ったときに環境変数を設定するツールの設定
- Claude Code の設定ファイル(
settings.json)のenvの項目
Windows の PowerShell では、いまの画面から外すには Remove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEY を実行します(出典:Error reference の 401 の項)。ユーザーの環境変数として登録している場合は、Windows の「環境変数を編集」の画面から ANTHROPIC_API_KEY を削除し、PowerShell やエディターを開き直してください。
起動し直したら /status を実行し、使われている認証情報が API キーではなくサブスクリプションのログインになっていれば完了です。
代わりのログインがない場合
表示の末尾が Update or unset the environment variable のときは、保存済みのログインがありません。キーを外したうえで /login を実行して claude.ai のアカウントでサインインするか、いま有効な Console 組織で発行したキーに差し替えます(出典:Error reference)。キーの発行と管理は Claude Console で行います。
キーを残したまま Claude Code だけログインで使う
ほかのツールのためにキーを消したくない場合、対話モードなら /config の「Use custom API key」の切り替えで、Claude Code がキーを使わないようにできます。この項目は ANTHROPIC_API_KEY が設定されている間だけ表示されます(出典:Authentication precedence)。ただし claude -p ではキーがあれば常に使われるため、スクリプトや CI ではこの切り替えは効きません。
CI や自動化で出たとき
GitHub Actions などで claude -p を動かしていて出た場合は、ワークフローに登録したシークレットのキーが、無効になった組織のものです。シークレットを有効な組織のキーに差し替えるか、サブスクリプションで動かしたい場合は claude setup-token で作った長期トークンを CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN に設定し、ANTHROPIC_API_KEY は外します(CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN は ANTHROPIC_API_KEY より順位が低いため、両方あるとキーが使われます)。
ANTHROPIC_API_KEY などが設定されている間は、claude.ai のログインがあっても、claude.ai のコネクタや Remote Control なども使えなくなります。起動時に claude.ai connectors are disabled because ANTHROPIC_API_KEY … と出ている場合は、claude.ai connectors are disabled の意味と対処法もあわせて確認してください。
アカウントや組織が停止されているとき
/status に API キーが無く、claude.ai のログインだけで同じ表示が続く場合、公式ドキュメントの案内は「サポートに連絡するか、別のアカウントでサインインする」です(出典:Error reference)。キーを外したうえで /login し直しても直らなかったという報告があります(再契約の直後、#12424)。ほかに、支払いの直後から claude.ai と Claude Code の両方で同じ表示になった(#5088)、Console のダッシュボードと API の両方に表示された(#78218)という報告もあります。いずれも、なぜ停止されたかは公開されていません。
claude.ai で状態を確かめる
ブラウザで claude.ai に同じアカウントでログインしてみてください。ヘルプセンターによると、アカウントが停止されている場合も、所属する組織だけが止められている場合も、ログイン後の画面に表示されます(出典:Safeguards warnings and appeals)。
| ログイン後の表示 | 意味 | できること |
|---|---|---|
| アカウントが停止されている旨と、異議申し立てフォーム | アカウント自体の停止。理由として利用ポリシー違反の繰り返し、対応していない地域からのアカウント作成、利用規約違反が挙げられている | 誤りだと思えばフォームから異議申し立て |
| 一時停止(on hold)中の組織の一覧 | 自分のアカウントは問題ないが、所属組織が「通常と異なる利用」で一時停止された | 該当する組織の「Request a review」を押して再確認を依頼 |
異議申し立てのフォーム(claude.ai/restricted)は、停止されたアカウントでログインしていないと開けません。Free・Pro・Max のアカウントが利用ポリシー違反で停止された場合は、同じ画面からデータの書き出しやアカウントの削除もできます。ヘルプセンターには、返信に通常より時間がかかっているという注記があります(2026年7月9日更新の記事)。
Claude Code の公式ドキュメントでは、アカウントの停止は Your account is on hold and can't use Claude Code. View details or appeal: https://claude.ai/restricted という別の表示でも案内されます(出典:Your account is on hold)。この表示が出た場合も、申し立て先は同じです。
会社の組織や Console 組織の場合
Team・Enterprise の組織や、API を使うための Console 組織の場合は、まず組織の管理者に状況を伝えます。ヘルプセンターによると、Team プランと Console 組織の一般メンバーは AI のサポート(Fin)までで、人の担当者への引き継ぎは、組織の Primary Owner・Owner・Console の Admin が代わりに依頼する仕組みです(出典:How to get support)。管理者自身が Console にログインしても同じ表示になる場合は、組織そのものが止められている可能性が高いため、管理者からサポートに連絡してもらいます(Console のダッシュボードと API の両方に表示されたという報告:#78218)。
サポートに連絡する
ログインできない状態でも、ヘルプセンター右下のメッセージアイコンから会話を始め、「I can't login」を選ぶと、アカウントの削除・データの書き出し・サブスクリプション(返金の可否の確認を含む)の相談ができます(出典:How to get support)。返事が来ないときは、新しい問い合わせを作らず、同じ会話に返信するよう案内されています。
伝える内容は次のとおりです。
| 伝えること | 確かめ方 |
|---|---|
| 表示文 | 画面の文面をそのまま。API Error: 400 の後ろも含める |
request_id | 表示にエラーの JSON が含まれていれば、その中の req_ で始まる文字列。Anthropic がそのリクエストを特定するための ID(出典:API のエラー)。言い換えた表示には含まれない |
| 使っていた認証情報 | /status の表示(ログインか API キーか、組織名) |
| 発生した日時 | タイムゾーン付きで |
| 直前の出来事 | 支払い・プラン変更・組織への招待など、思い当たること |
request_id やメールアドレスは、GitHub の issue など公開の場には貼らず、サポートへの非公開の問い合わせでだけ伝えてください。
報告されているつまずき
異議申し立ての途中で詰まったという報告もあります。どれも利用者の報告で、公式の説明ではありません。
- 異議申し立てのリンクを開くと claude.ai/new に戻され、フォームが表示されない(#62503。エラーは
400 - This organization has been disabled.) - 申し立てを出したあと、状態が「Review requested」のまま24時間以上更新されない(#78218)
- 申し立てが認められて復旧のメールが届いたのに、ログインすると停止の表示のまま(#51588。表示は
Your account has been disabled after an automatic reviewで、organization の文言とは別。2026年10月2日時点で issue は open のまま)
フォームが開けない場合も、上の「I can't login」からサポートに会話を始められます。ただし、ヘルプセンターがこの窓口の対象として挙げているのは、アカウントの削除・データの書き出し・サブスクリプションの相談です。
待つ間の作業の続け方
公式ドキュメントは、停止の影響を受けていない別のアカウントや API キーがあれば、解決を待つ間それで作業を続けられると案内しています。/login で別のアカウントにサインインするか、ANTHROPIC_API_KEY に有効なキーを設定します(出典:Your account is on hold)。会社の作業なら、管理者に一時的な API キーの発行を相談するのが現実的です。
業務で Claude Code を使っているチームでは、1人のアカウントや1つの組織が止まっただけで開発が止まることがあります。認証の方式と、止まったときの代わりの手段を先に決めておくと、復旧を待つ間も作業を続けられます。決めておきたいことは、後述の「チームで使うときに決めておくこと」にまとめました。
似ているが別のメッセージ
「organization」「disabled」を含むメッセージは複数あり、原因も直し方も違います。
| 表示文 | 意味 | 対処 |
|---|---|---|
Your organization has disabled Claude subscription access for Claude Code | 組織が、サブスクリプションのログインで Claude Code を使うことを許可していない | 管理者に有効化を依頼するか、API キーで使う(詳しく) |
Your organization has disabled API key authentication | 逆に、Console 組織の管理者が API キーでの認証を止めている | ANTHROPIC_API_KEY や apiKeyHelper を外して /login |
Please run /login · API Error: 401 Invalid authentication credentials | 認証情報が取り消された、組織が無効化された・アクセスが外された、アカウントが無効化された | /status を見て、キーなら差し替え、ログインなら /login。同じなら管理者へ(総まとめの該当項目) |
Your account is on hold and can't use Claude Code | アカウント自体が保留(停止)されている | 表示のリンクから詳細確認・異議申し立て |
Login expired · Please run /login | 保存していたログインの更新が拒否された。停止ではない | /login でサインインし直す(詳しく) |
401 Invalid authentication credentials の説明と各表示文は、Claude Code の Error reference によります。ほかの表示文は Claude Code トラブルシューティング完全ガイドで逆引きできます。
チームで使うときに決めておくこと
古いキーが原因のケースは、人の異動や組織の作り直しのたびに起こります。チームで Claude Code を使う場合は、次の3つを決めておくと再発を防げます。
- キーを個人のシェル設定に置かない:
~/.zshrcなどにexport ANTHROPIC_API_KEY=...を書く運用は、組織を移ったあとも残りやすい。プロジェクトごとの設定や、apiKeyHelperでパスワード管理ツールなどから取り出す方法にまとめる - 異動・退職・組織の切り替えの手順に入れる:古いキーの削除と、
/statusで認証がどれになっているかの確認を、手順書に入れておく - 認証の方式を決めて周知する:サブスクリプションのログインで使うのか、組織の API キーで使うのかを決めておく。両方あるときは API キーが優先されることも共有する
よくある質問
まとめ
- 「This organization has been disabled」は、Claude Code が使った認証情報の組織を API が無効として拒否したという表示
- 書き出しが
Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organizationなら、環境変数に残った古いキーが原因。unset ANTHROPIC_API_KEYと設定ファイルからの削除で直り、/statusで確かめる API Error: 400 ... This organization has been disabled.の形なら/statusを見る。API キーならそのキーを外すか有効な組織のキーへ。claude.ai のログインだけならアカウントか組織の停止を疑う- 停止のときは claude.ai にログインして表示を確かめ、異議申し立てフォームか「Request a review」を使う。組織なら管理者経由、ログインできなければヘルプセンターの「I can't login」から
- チームでは、キーを個人のシェル設定に置かない、異動・退職の手順に古いキーの削除を入れる、で再発を防ぐ
参考:
- https://code.claude.com/docs/en/errors#this-organization-has-been-disabled
- https://code.claude.com/docs/en/authentication#authentication-precedence
- https://code.claude.com/docs/en/errors#your-account-is-on-hold
- https://support.claude.com/en/articles/8241253-safeguards-warnings-and-appeals
- https://support.claude.com/en/articles/9015913-how-to-get-support
- https://platform.claude.com/docs/en/api/errors
- https://github.com/anthropics/claude-code/issues/8327
- https://github.com/anthropics/claude-code/issues/12424
- https://github.com/anthropics/claude-code/issues/62503
- https://github.com/anthropics/claude-code/issues/78218
- https://github.com/anthropics/claude-code/issues/51588
Claude Code をチームや自社の開発に広げるなら
Claude Code を個人の開発環境で使っていて、手元で解決できたなら、ここまでで十分です。
チームへの展開や、開発そのものの依頼を検討している立場の方は、次の窓口から相談できます。
初回の壁打ち(30分)は無料です。


